Brand Introductionブランド案内
黒龍酒造は、1804年に初代蔵元石田屋二左衛門によって創業され、以来、独自の酒造りを追求してきました。かつては松岡藩の奨励もあり多くの酒蔵が存在しましたが、現在は黒龍酒造ともう一軒だけが残っています。
7代目蔵元の水野正人は、ワインに興味を持ち、フランスやドイツを訪れて、日本酒の熟成を試みました。その結果生まれたのが「黒龍 大吟醸 龍」です。これは、大吟醸酒を商品化するという業界の常識を打ち破った挑戦でした。黒龍酒造は、伝統文化である日本酒造りを守り、品質を追求し続けています。
酒造:黒龍酒造株式会社

Primary Rice Used主な原料米

黒龍酒造では、福井県大野市の「五百万石」という酒造好適米を使用しています。大野市は自然豊かで、阿難祖地区の契約農家と提携し、丹精込めて育てられた米を仕込みに使っています。
阿難祖地区の田んぼには、雪解け水が豊富な赤根川の清水が流れ込み、この水が米や地域の生態系を支えています。土壌も優れた「甘土」が豊富で、稲が強く育つ環境が整っています。
田植えは4月下旬から5月上旬に行われ、農家は細心の注意を払って苗を育てています。自然の厳しさと人々の努力が一体となり、黒龍の酒造りがここから始まっています。
良い酒を作るには、作り手の技術に加え、米や水などの原料の品質が重要です。

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Origin of the name名の由来
「黒龍」という名前は、福井県の九頭竜川(くずりゅうがわ)に由来しています。九頭竜川は、福井県を流れる主要な川で、その名が「黒龍」となり、黒龍酒造の名前として採用されました。
「九頭竜」は「九つの頭を持つ龍」を意味し、古くから地元で信仰されている伝説に由来します。この川の名前が「黒龍」として酒蔵の名に用いられたことで、力強さや神秘性を象徴するものとしての意味合いが込められています。

酒蔵で酒造りを仕切る杜氏も、醪(もろみ)を搾る時は醪の声を聞くという。
五感を研ぎ澄まし、醪の発酵の際に立ち上がる香り、
醪の面、櫂入れの手の感触を身体全体で感じ取り、搾るタイミングを掴む。
一方、酒米の生産者の方々は、出穂したばかりの穂を手に取ることで、
天候の変化や気温を肌で感じ取り、稲へ与える水の量等を絶妙に調整する。
「米」と「酒」。「一粒」と「一滴」。
ものは違えど、自然に生きる物が相手だというところは共通している。
母親は、乳を求める幼子の声を、発声の直前に気づく。
それは女性の第六感か、愛情の成せる技なのか。
米と醪の声が聞こえる彼らもまた、営みとは一線を引いた行為に
「感と愛」を働かせているのではないだろうか。
夏のまぶしい日光をあびて、稲は休むことなく少しずつ穂を膨らませていく。
その重みで頭を垂れ初め、稲が大野の大地に吹く風に揺れる様子には感動さえ覚える。
田植え以降、立派な稲に育ってくれるよう、毎日かかすことなく苗の健康をチェックし、
徹底した管理を怠らなかった生産組合の方々の、苦労と努力が垣間見えるのだ。
