Brand Introductionブランド案内
「玉川(たまがわ)」は、京都府北部・京丹後市久美浜町にある木下酒造が醸す日本酒です。日本海にほど近いこの地で、江戸後期から酒造りを続けてきた歴史ある蔵元として知られています。
玉川の名を全国に、そして海外にまで広めたのが、イギリス出身の杜氏フィリップ・ハーパー氏の存在です。日本酒業界で外国人として杜氏を務める草分け的な人物であり、その丁寧で理にかなった酒造りは国内外の日本酒ファンから高い評価を受けています。
玉川の特徴は、伝統的な造りに真正面から向き合う姿勢にあります。とりわけ、蔵に棲みつく天然の乳酸菌や酵母の力を借りて発酵させる「自然仕込」の酒は、力強く個性的な味わいで愛好家を惹きつけてきました。
流行に流されすぎず、飲み手を楽しませる遊び心も忘れない。伝統と革新の両方を体現する蔵として、玉川は独自の存在感を放っています。
酒造:木下酒造(京都府)

Primary Rice Used主な原料米
1.五百万石
- 北陸を代表する酒米の一つで、すっきりとキレのある味わいを生みやすい品種です。玉川の骨格を支える原料米として用いられます。
2.山田錦
- 「酒米の王様」と称される品種。ふくよかで奥行きのある味わいを引き出し、上位クラスの酒に使われます。
3.北錦
- 京都で栽培される酒米。地元の米で地元の水を用い、玉川の土地に根ざした酒質づくりに生かされています。
Featured Lineup代表的なラインナップ
1.玉川 自然仕込 純米酒(山廃)
- 蔵付きの天然乳酸菌を生かした山廃仕込みの純米酒。濃厚で力強い旨味と、独特の複雑さを持つ玉川を象徴する一本です。燗をつけると魅力がいっそう開きます。
2.玉川 純米吟醸
- 吟醸ならではの香りとふくよかな旨味を両立させた定番。玉川の中では比較的親しみやすく、幅広い料理に寄り添います。
3.Ice Breaker(アイスブレーカー)
- 夏に登場する無濾過生原酒。ロックで楽しむことを想定して造られたユニークな一本で、氷を入れても味わいが崩れにくいのが特徴です。
4.Time Machine(タイムマシン)
- 江戸時代の製法にヒントを得た、極めて甘く濃厚な貴醸酒風の酒。デザートワインのように少量を味わう遊び心あふれる限定酒です。
Tasting Notes味わい
玉川全体に共通するのは、力強い旨味とふくらみのある味わいです。とりわけ自然仕込の酒は、熟成を経て深まる濃厚な旨味とほのかな酸、複雑な余韻が印象的。一方で純米吟醸などは穏やかな香りと丸みのある口当たりを備え、飲み疲れしにくい仕上がりになっています。
How to Enjoyおすすめの楽しみ方
玉川の真価が発揮されるのは、なんといっても燗です。ぬる燗から熱燗まで温度を上げると、旨味とふくらみが一段と豊かに広がります。陶器のぐい呑みや徳利でじっくり味わうのがおすすめ。Ice Breakerのような夏酒は、名前の通り氷を入れたロックで爽快に楽しめます。
Food Pairing相性の良い料理
力強い旨味を持つ玉川は、味の濃い料理とよく合います。すき焼きや豚の角煮などの甘辛い煮込み、ぶりの照り焼き、熟成したチーズなどとの相性は格別です。燗にした自然仕込の酒には、おでんや鴨鍋といった温かい料理を合わせると、体も心も満たされます。
