越の誉 90BLUE(キューマルブルー)

     あえて削らない純米酒歩合90%の純米無濾過生原酒

     新潟県柏崎市の「越の誉」の名で知られる原酒造。
     厳寒の中、柏崎平野の豊かな恵みと
     米山水系の清らかな水で越後杜氏の伝承の技で醸すお酒には、
     200年の歴史が生きています。

     

      1972年(昭和47年)日中国交正常化に際し当時の田中角栄首相より、

     「越の誉もろはく」が北京の人民大会堂にて記念晩餐会の乾杯酒となりました。

      の日本酒をとの計らいとその酒質を評価され、

     「越の誉」が國酒の代表を務めた出来事です。

      そんな新潟の伝統ある酒蔵が、

      地元新潟米のポテンシャルを活かしきるために、

      ≪あえて削らない純米酒≫「越の誉90(キューマル)シリーズ」夏限定の生酒。

     無濾過生原酒のジューシーさとピチピチとしたガス感。
     お米の甘味と爽やかな酸が心地よい仕上がり。
     90%精米ならではの飲み応えがありつつ、
     暑い季節にもおすすめ軽めのアルコール13度の夏酒
です。

通常の日本酒造りでは、洗練された味わいを生むために
米の外側を沢山削ります。
中でも高級日本酒では元の米の30%以下のサイズになるまで
削ることも珍しくありません。
90%精米はそんな日本酒造りのセオリーの真逆をいく
精米歩合なのです。

商品名     :越の誉 90BLUE(キューマルブルー)

タイプ     :純米無濾過生原酒

内容量     :720ml

原材料名    :米(新潟県産)、米こうじ(新潟県産米)

原料米     :新潟県産みずほの輝

精米歩合    :90%

アルコール度数 :13度

日本酒度    :-7

味       :味しっかり、甘酸っぱくフルーティー

口当たり    :ぴちぴちとした微発泡感

おすすめの飲み方:冷やしてお召し上がりください

商号      : 原酒造株式会社

目次

この酒に合わせる料理

味の設計から考える

越の誉 90BLUE は、原酒・無濾過・生酒・発泡という言葉が並ぶ酒です。この四つが同居しているということは、火入れで整える前の、勢いのある味をそのまま瓶に閉じ込めた酒だということです。味わいの手がかりも「しっかり」「ジューシー」「フルーティー」「爽やか」。甘みと酸と炭酸が一度に来る、賑やかな設計になっています。

酒米の「みずほの輝」は、酒販の棚でそう頻繁に見かける名前ではありません。だからこそ、この酒を語るときに私が軸にするのは米の知名度ではなく、泡と酸の組み立てです。炭酸は舌の上の脂を持ち上げ、酸は甘みを切る。つまりこの酒は、飲み手の口の中を掃除しながら進む酒で、食事の最初と、脂の強い料理に強い。

一方で、この酒が邪魔になる場面もあります。だしの繊細な椀物や、昆布締めのような静かな料理と合わせると、炭酸がだしの香りを壊し、酸が魚の甘みを追い越してしまいます。長時間かけて味を含ませた煮物も同様で、料理が積み上げた余韻を、泡が毎回ゼロに戻してしまう。静かな料理には、静かな酒を別に用意すべきです。

この酒に合わせたい料理

油と、塩と、揚げたて。泡が生きる方向に振ります。

  • 鶏の唐揚げ(家庭)……揚げ油の重さを炭酸が持ち上げ、酸が下味の醤油と生姜を引き締めるので、二個目、三個目に手が伸びる速度が明らかに変わります。
  • ポテトサラダ(家庭)……マヨネーズの油分と芋の甘みは酒に負けやすい組み合わせですが、この酒はジューシーな甘みを持つぶん芋と同じ土俵に立ち、酸で後口だけを軽くします。
  • アヒージョや生ハム(家庭・店)……日本酒の枠を越えて洋の脂と塩に合うのが発泡酒の強みで、白ワインの代わりに置いても場が壊れません。
  • 栃尾の油揚げ(新潟の名物・店)……分厚い油揚げを炙って葱と醤油で食べる一皿は、油と香ばしさが主役ですから、泡でその油を切りながら進めるのが理にかなっています。
  • 南蛮えび(新潟の食材・店)……甘えびのねっとりした甘みに対し、酸と炭酸が輪郭を描くので、生ものでも味がぼやけません。
  • へぎそば(新潟の郷土料理・店)……つるりとしたのど越しの蕎麦と、口の中で弾ける泡は、食感の面で気持ちよく噛み合います。
  • いちごや柑橘を使った軽いデザート(店)……食後まで持っていける数少ない日本酒で、果実の酸と酒の酸が同じ高さで並びます。

乾杯から食後まで、一本で通せてしまうのがこの酒の面白いところです。

順番を決めるなら、最初の一杯は必ず何も食べていない状態で口に含んでください。泡の粒立ちと酸のきれいさが、そこでいちばん分かります。そのあとに揚げ物、油揚げと進むと、酒の役割が体感として理解できます。逆に、卓の後半で残った一本を温くして飲むのはお勧めしません。泡が抜けた瞬間、この酒は別の酒になってしまいます。

飲食店の方へ

提供温度はしっかり冷やして5〜10℃。生酒で発泡ですから、常温に戻すと泡の輪郭が緩み、甘みだけが前に出ます。開栓時の吹きこぼれにも注意が必要で、立てて冷やし、少しずつ栓を緩める手順をスタッフ間で共有しておくと事故が減ります。

器は脚付きのグラス、または薄手のタンブラー。泡を目で見せられる器を選んでください。日本酒を頼み慣れないお客さまほど、泡の立つグラスが出てくるだけで場の空気が変わります。

コースなら文句なく一杯目。ビールの代わりに乾杯で出す設計にすると、日本酒を飲まないと決めているお客さまの入り口になります。単品でも、揚げ物・粉ものの多い居酒屋の品書きで働く一本です。

20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。飲酒運転は絶対にやめましょう。

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